自然素材でつくるコンパクトハウス 茨城県水戸エリア ウッドボックス茨城中央店
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2019/02/24 ◆空間をフレキシブルに利用できる間仕切り扉 最近の間取りの傾向のひとつは、 空間を細かく区切らない開放的なプランです。 LDKをひとつの空間としたり、 リビングの一角に書斎や 子供のスペースを設けたりと様々です。 しかし、生活のシーンによっては、 ある程度仕切って使いたい、 将来的には個室のように分割したい、 というケースも多くみられます。 間取りプランにもよりますが、 室内建具のひとつである 間仕切り扉(可動間仕切り)を 上手に取り入れることで、 空間をフレキシブルに使用することが可能です。 ◆建材メーカーの商品バリエーションも豊富に 従来の日本家屋では、襖が間仕切りの代表例です。 和室と洋室をつなぐ場合などに用いる、 戸襖などもお馴染みですが、 最近では、洋室にも適する、 さまざまなタイプの間仕切り扉が、 建材メーカー商品にも、 豊富にラインナップされています。 商品にもよりますが、 扉の高さもいくつかの種類が用意されており、 天井までのサイズを取り入れれば、 開放時により広がりが生まれます。 また、敷居や下レールがない 上吊タイプを取り入れることで、 すっきりとした床面となり、 空間的なつながりを確保することも可能です。 ◆間仕切り扉の種類と特徴 ●主な開閉スタイル 間仕切り扉は、建材メーカーによって、 可動間仕切りや間仕切り開閉壁 、 間仕切りスクリーン、間仕切りウォールなど、 さまざまな名称で呼ばれています。 いずれも、主な開閉スタイルは、 引き戸タイプもしくは、折れ戸タイプです。 引き戸タイプは、 室内扉としても用いるケースもみられます。 ・引き戸タイプ 片引きや引き違い戸、引き分け戸などがあり、 コーナーに用いる(L字型に部屋を間仕切る) ことができるタイプもあります。 複数枚の引き戸が連なって開閉する 引き戸連動タイプ、 開けた扉が壁の中に収納される 引き込み戸タイプ、 扉を壁面側にまとめフルオープンになる スタイルもあります。 ・折れ戸タイプ 複数枚の扉を折り畳むことで開閉するタイプです。 扉を折って端に寄せ、 フルオープンとすることも可能です。 ◆主な素材 ・木質系だけでなくアルミ枠も 扉そのものの素材は、通常の室内建具と同様で、 ナチュラルな木目の樹脂シート仕上げや 突き板仕上げなどの木質系が多く揃っています。 また、アルミ枠などを用いたタイプもあります。 アルミ枠と木質素材を 組み合わせたタイプもみられます。 ・ガラスや樹脂素材などを用いたデザイン 木質やアルミ素材の枠の面材に、 ガラスや樹脂などを用いたデザインも ラインナップされています。 用いられるガラスや樹脂は、 透明なタイプだけでなく、 半透明やアンティーク風のタイプなどもあります。 光を通すだけでなく、 家族の気配を感じられるような、 緩やかに仕切るタイプも増えてきました。 限られたスペースの中、空間を仕切りながらも、 広がりや連続性を持たせることができる デザインが注目されているようです。 ◆間仕切り扉の選び方のポイント ●ポイント① 室内扉や収納扉、床材などと同時に検討 間仕切り扉は閉めた時に、 壁のように見えることが多い建材なので、 インテリアにも大きな影響を及ぼします。 プランニングの基本は、 他の室内扉や収納扉などの建具、フローリ ング などとのコーディネートに配慮することです。 メーカーの室内建具や建材は、 デザインやイメージごとに シリーズ化されているケースが多いので、 それらから選ぶようにすれば バランスが崩れることもないでしょう。 ●ポイント② 目的に合わせたデザイン、スタイルを選ぶ どのようなシーンで、 どのような仕切り方をしたいのかによって、 選ぶデザインやスタイルも変わってきます。 たとえば、幼いお子さんがいる場合に、 リビングとダイニングキッチンに 間仕切りを設けるのであれば、 ある程度、様子が分かるような デザインとしたいものです。 お客様が多いのであれば、壁のように見える、 しっかりと仕切れるタイプがいいかもしれません。 また、寝室と書斎の間には、 気配を感じるタイプがいいかもしれませんし、 ワンルームの子供室を兄弟などの個室として 仕切るのであれば、 光が漏れないようなタイプなどが向いているでしょう。 ●ポイント③ 開閉のしやすさをチェックしたい 機能面では、開閉のしやすさ、 引手や取手(ハンドル)部分の形状が 使いやすいかどうかなどの確認をしましょう。 通し引手など框部分を利用したもの、 ボタン式で使わない時は扉面に 収まるようなタイプもみられます。 間仕切りの大きさや重量によって、 使い勝手も変わってきますが、 デザイン的にはあまり目立たないものがおすすめです。 また、引き戸タイプであれば、 開閉時に扉の跳ね返りを防いで ゆっくり確実に引き込む機能のあるものも いいでしょう。 ●ポイント④ 安全性にも配慮して 床面のレール形状や段差、 開放時や閉めた場合の扉の 固定方法(ストッパー)なども 確認しておきたいポイントのひとつです。 また、幼いお子さんがいる場合には、 指を挟みにくいような配慮があるかなど、 安全面も配慮しておくことも大切です。 ●ポイント⑤ ショールームで確認を、素材感や操作方法をチェック 間仕切り扉は、 「いろいろなシーンに合わせて 空間を使うことができる」という声と、 「あまり開閉することもなく、結局、開けっ放し」 という、成功失敗の両方の声が聞かれる アイテムのひとつです。 せっかく取り入れるのであれば、 有効利用ができるように、間取りはもちろん、 ライフスタイルや家族構成、 将来の変化などをイメージした上で、 プランニングをすることが大切です。 また、一般的に、間仕切り扉を設けても、 壁で仕切られた個室に比べると、 防音性を確保するのは難しくなります。 密閉の度合いなどは 商品によって異なりますので、気になる場合は、 ショールームで実際に確認するようにしましょう。 他の室内建材と一緒に、 素材やデザイン、開閉時の使い勝手など、 実際に動かし確認することがポイントです。 それでは、また! 関連記事 - この記事を読んだ方はこちらも読まれています! 表札とその歴史! 「維持費が安くメンテナンスが簡単な家」 「トイレの照明におすすめの明るさ」 「家庭用蓄電池の種類・特徴・選び方」 「ドアホン・インターホンの種類と特徴」 「タンクレストイレのメリットとデメリット」 「子育て世代のための設備と建材」 「屋根材の種類と特徴」 ≪前の記事 次の記事≫
◆空間をフレキシブルに利用できる間仕切り扉
最近の間取りの傾向のひとつは、 空間を細かく区切らない開放的なプランです。
LDKをひとつの空間としたり、 リビングの一角に書斎や 子供のスペースを設けたりと様々です。
しかし、生活のシーンによっては、 ある程度仕切って使いたい、 将来的には個室のように分割したい、 というケースも多くみられます。
間取りプランにもよりますが、 室内建具のひとつである 間仕切り扉(可動間仕切り)を 上手に取り入れることで、 空間をフレキシブルに使用することが可能です。
◆建材メーカーの商品バリエーションも豊富に
従来の日本家屋では、襖が間仕切りの代表例です。
和室と洋室をつなぐ場合などに用いる、 戸襖などもお馴染みですが、 最近では、洋室にも適する、 さまざまなタイプの間仕切り扉が、 建材メーカー商品にも、 豊富にラインナップされています。
商品にもよりますが、 扉の高さもいくつかの種類が用意されており、 天井までのサイズを取り入れれば、 開放時により広がりが生まれます。
また、敷居や下レールがない 上吊タイプを取り入れることで、 すっきりとした床面となり、 空間的なつながりを確保することも可能です。
◆間仕切り扉の種類と特徴
●主な開閉スタイル
間仕切り扉は、建材メーカーによって、 可動間仕切りや間仕切り開閉壁 、 間仕切りスクリーン、間仕切りウォールなど、 さまざまな名称で呼ばれています。
いずれも、主な開閉スタイルは、 引き戸タイプもしくは、折れ戸タイプです。
引き戸タイプは、 室内扉としても用いるケースもみられます。
・引き戸タイプ 片引きや引き違い戸、引き分け戸などがあり、 コーナーに用いる(L字型に部屋を間仕切る) ことができるタイプもあります。
複数枚の引き戸が連なって開閉する 引き戸連動タイプ、 開けた扉が壁の中に収納される 引き込み戸タイプ、 扉を壁面側にまとめフルオープンになる スタイルもあります。
・折れ戸タイプ
複数枚の扉を折り畳むことで開閉するタイプです。
扉を折って端に寄せ、 フルオープンとすることも可能です。
◆主な素材
・木質系だけでなくアルミ枠も
扉そのものの素材は、通常の室内建具と同様で、 ナチュラルな木目の樹脂シート仕上げや 突き板仕上げなどの木質系が多く揃っています。
また、アルミ枠などを用いたタイプもあります。
アルミ枠と木質素材を 組み合わせたタイプもみられます。
・ガラスや樹脂素材などを用いたデザイン
木質やアルミ素材の枠の面材に、 ガラスや樹脂などを用いたデザインも ラインナップされています。
用いられるガラスや樹脂は、 透明なタイプだけでなく、 半透明やアンティーク風のタイプなどもあります。
光を通すだけでなく、 家族の気配を感じられるような、 緩やかに仕切るタイプも増えてきました。
限られたスペースの中、空間を仕切りながらも、 広がりや連続性を持たせることができる デザインが注目されているようです。
◆間仕切り扉の選び方のポイント
●ポイント① 室内扉や収納扉、床材などと同時に検討
間仕切り扉は閉めた時に、 壁のように見えることが多い建材なので、 インテリアにも大きな影響を及ぼします。
プランニングの基本は、 他の室内扉や収納扉などの建具、フローリ ング などとのコーディネートに配慮することです。
メーカーの室内建具や建材は、 デザインやイメージごとに シリーズ化されているケースが多いので、 それらから選ぶようにすれば バランスが崩れることもないでしょう。
●ポイント② 目的に合わせたデザイン、スタイルを選ぶ
どのようなシーンで、 どのような仕切り方をしたいのかによって、 選ぶデザインやスタイルも変わってきます。
たとえば、幼いお子さんがいる場合に、 リビングとダイニングキッチンに 間仕切りを設けるのであれば、 ある程度、様子が分かるような デザインとしたいものです。
お客様が多いのであれば、壁のように見える、 しっかりと仕切れるタイプがいいかもしれません。
また、寝室と書斎の間には、 気配を感じるタイプがいいかもしれませんし、 ワンルームの子供室を兄弟などの個室として 仕切るのであれば、 光が漏れないようなタイプなどが向いているでしょう。
●ポイント③ 開閉のしやすさをチェックしたい
機能面では、開閉のしやすさ、 引手や取手(ハンドル)部分の形状が 使いやすいかどうかなどの確認をしましょう。
通し引手など框部分を利用したもの、 ボタン式で使わない時は扉面に 収まるようなタイプもみられます。
間仕切りの大きさや重量によって、 使い勝手も変わってきますが、 デザイン的にはあまり目立たないものがおすすめです。
また、引き戸タイプであれば、 開閉時に扉の跳ね返りを防いで ゆっくり確実に引き込む機能のあるものも いいでしょう。
●ポイント④ 安全性にも配慮して
床面のレール形状や段差、 開放時や閉めた場合の扉の 固定方法(ストッパー)なども 確認しておきたいポイントのひとつです。
また、幼いお子さんがいる場合には、 指を挟みにくいような配慮があるかなど、 安全面も配慮しておくことも大切です。
●ポイント⑤ ショールームで確認を、素材感や操作方法をチェック
間仕切り扉は、 「いろいろなシーンに合わせて 空間を使うことができる」という声と、 「あまり開閉することもなく、結局、開けっ放し」 という、成功失敗の両方の声が聞かれる アイテムのひとつです。
せっかく取り入れるのであれば、 有効利用ができるように、間取りはもちろん、 ライフスタイルや家族構成、 将来の変化などをイメージした上で、 プランニングをすることが大切です。
また、一般的に、間仕切り扉を設けても、 壁で仕切られた個室に比べると、 防音性を確保するのは難しくなります。
密閉の度合いなどは 商品によって異なりますので、気になる場合は、 ショールームで実際に確認するようにしましょう。
他の室内建材と一緒に、 素材やデザイン、開閉時の使い勝手など、 実際に動かし確認することがポイントです。
それでは、また!