自然素材でつくるコンパクトハウス 茨城県水戸エリア ウッドボックス茨城中央店
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2019/04/22 家は建てた後、 必ずメンテナンスをしなくてはなりません。 それは木造とか鉄骨造といった構造とも、 建築費をいかにかけたかといったこととも 関係ありません。 車を買っても、洗車をしたり、 消耗品を交換したり、 車検が必要なことと同じだと考えればいいでしょう。 では、 必ずメンテナンスをしなければならないとしたら、 できるだけメンテナンスがしやすく、 その費用が安くすむ家だと いい家だということになります。 どのようにすれば維持費が安く、 簡単な家になるのか、 お伝えします。 ◆メンテナンスの回数が少なくなる工夫を まず、簡単メンテナンスのためには、 できるだけメンテナンスの回数が 少なくてすむ素材や施工方法を 選ぶようにしましょう。 住宅の外壁を例にとって説明します。 外壁は、サイディングであっても、 モルタルであっても、 いずれは再塗装をしなければなりません。 外壁材として人気の高いサイディングの場合は、 種類によって7~15年での 再塗装の必要があります。 モルタルの場合も、塗料によりますが、 7~15年くらい で再塗装が必要だといわれています。 また、 一般的なサイディングを施工する場合は、 サイディングとサイディングのつなぎ目を コーキングという充填剤で施工しますが、 このコーキングの耐用年数は 種類によっても違うものの5~15年です。 また、形状と施工方法の工夫により、 コーキング剤不要のサイディングもあります。 タイルなど無機質の外装材の中には 再塗装しなくてもよいものがありますが、 コーキングを使用していれば、 コーキングの補修は必要です。 外壁のメンテナンスには、 足場をかける必要があり、 この足場の費用が意外にかかります。 よって、再塗装とコーキングの補修は できるだけ一度にすませたほうが メンテナンス費用を安く抑えることにつながります。 このように、住宅の部材を選ぶときは、 耐用年数を確認したうえで、 将来のメンテナンスも視野に入れて 選ぶことが大切です。 ◆素材もデザインもロングングセラーを採用する 長く暮らせる家の条件として、 耐久性が高いことはもちろんですが、 忘れてならないのは、 住み続けたいと思える家だということです。 いつまでも住み続けたいという気持ちがあれば、 メンテナンスをしながら住み続けていけるはずです。 そのためには、 建築後数年で古くささを感じるような 流行のものではなく、 ロングセラーデザインを取り入れたり、 長く愛されている製品を採用したほうがいいのです。 アメリカの住宅に用いられている 玄関ドアを例にあげますと 20年以上前に建てられた家の玄関ドアと 今新築されてる玄関ドアは、 デザインもサイズも変わっていないのです。 長く流通している製品を選べば 飽きもこないでしょうし、 サイズが変わっていなければ、 将来交換する必要があったときにも 最小限の費用ですみます。 外観デザインについても同じことがいえます。 長く変わらないデザインを採用していれば、 街並みから浮くこともなく、 築年数を意識せずにいられるでしょう。 ◆補修や交換が可能なものを使用する 築年数を経ると、 家のいろいろなところで補修したり、 交換したりしなければならない箇所が でてきます。 建物の構造躯体に比べて、 設備機器や部材は消耗が早く、 寿命が短いのでしかたのないことです。 補修や交換することが前提であれば、 補修・交換の回数が少なく、 簡単に補修や交換できるものを選ぶことが大切です。 例えば、 建物の構造そのものがしっかりしていれば、 窓やドアの立て付けは戸車を交換したり、 蝶番の部分調整をすることで、 問題なく長期間使用することができるでしょう。 また、給水・給湯管も、 さや管ヘッダー工法を採用しておけば、 壁や天井を壊すことなく、 さや管の中に配されている給水・給湯管を 交換することができます。 独特の形状をしたものや、 特殊な部材だと、 補修や交換が必要になったときに 「その製品の補修は難しいので、 全体を交換して」とか、 「製品が廃盤になっていた」 という話をよく聞きます。 そうなると、費用が高額になったり、 工事期間が長くなったりと、 負担が大きくなります。 古くなっても補修したり、 容易に交換できる汎用性の高いものを 選ぶようにしたほうが、 築年数を経たときにメンテナンス費用を 抑えることができるのです。 ◆だれもが扱える素材や部材を採用する 住宅メーカーの中には、 特別な素材や部材を使用していることがあります。 その場合、アフターメンテナンスは 施工を請け負った会社でないと、 メンテナンスができないこともあります。 しかし、だれもが知っていて 広く出回っている素材や部材については、 適切なメンテナンス方法も普及しています。 そして、多くの会社が手がけられる方法なら、 補修部材や交換部品もたくさん販売されているので、 多くの情報の中から一番安いものを 選ぶことができます。 また、工事が必要な場合でも、 相見積もりをとるなどして、 提示された費用が妥当な金額なのかどうか、 判断することで、 工事費用を最小限にすることができるでしょう。 家を選ぶときには、 検討している住宅商品や建材について、 いろいろ質問してみましょう。 そして、 施工会社が築年数を経たときの メンテナンスをどのように考えているか、 アフターメンテナンスを どのように行うのか確認しましょう。 更に可能であれば、 築年数を経た施工例を見学させてもらって、 自分の目で確認するのと同時に、 お施主様にアフターメンテナンスの状況を 聞いてみるとよいでしょう。 それでは、また! 関連記事 - この記事を読んだ方はこちらも読まれています! 「ドアホン・インターホンの種類と特徴」 「外断熱と内断熱の特徴とポイント」 「床材の種類と特徴」 外観デザインの種類! 生命保険の見直しのポイント!! 表札とその歴史! 「洗濯物を干す場所」 「玄関タイルの選び方」 ≪前の記事 次の記事≫
家は建てた後、 必ずメンテナンスをしなくてはなりません。
それは木造とか鉄骨造といった構造とも、 建築費をいかにかけたかといったこととも 関係ありません。
車を買っても、洗車をしたり、 消耗品を交換したり、 車検が必要なことと同じだと考えればいいでしょう。
では、 必ずメンテナンスをしなければならないとしたら、 できるだけメンテナンスがしやすく、 その費用が安くすむ家だと いい家だということになります。
どのようにすれば維持費が安く、 簡単な家になるのか、 お伝えします。
◆メンテナンスの回数が少なくなる工夫を
まず、簡単メンテナンスのためには、 できるだけメンテナンスの回数が 少なくてすむ素材や施工方法を 選ぶようにしましょう。
住宅の外壁を例にとって説明します。
外壁は、サイディングであっても、 モルタルであっても、 いずれは再塗装をしなければなりません。
外壁材として人気の高いサイディングの場合は、 種類によって7~15年での 再塗装の必要があります。
モルタルの場合も、塗料によりますが、 7~15年くらい で再塗装が必要だといわれています。
また、 一般的なサイディングを施工する場合は、 サイディングとサイディングのつなぎ目を コーキングという充填剤で施工しますが、 このコーキングの耐用年数は 種類によっても違うものの5~15年です。
また、形状と施工方法の工夫により、 コーキング剤不要のサイディングもあります。
タイルなど無機質の外装材の中には 再塗装しなくてもよいものがありますが、 コーキングを使用していれば、 コーキングの補修は必要です。
外壁のメンテナンスには、 足場をかける必要があり、 この足場の費用が意外にかかります。
よって、再塗装とコーキングの補修は できるだけ一度にすませたほうが メンテナンス費用を安く抑えることにつながります。
このように、住宅の部材を選ぶときは、 耐用年数を確認したうえで、 将来のメンテナンスも視野に入れて 選ぶことが大切です。
◆素材もデザインもロングングセラーを採用する
長く暮らせる家の条件として、 耐久性が高いことはもちろんですが、 忘れてならないのは、 住み続けたいと思える家だということです。
いつまでも住み続けたいという気持ちがあれば、 メンテナンスをしながら住み続けていけるはずです。
そのためには、 建築後数年で古くささを感じるような 流行のものではなく、 ロングセラーデザインを取り入れたり、 長く愛されている製品を採用したほうがいいのです。
アメリカの住宅に用いられている 玄関ドアを例にあげますと 20年以上前に建てられた家の玄関ドアと 今新築されてる玄関ドアは、 デザインもサイズも変わっていないのです。
長く流通している製品を選べば 飽きもこないでしょうし、 サイズが変わっていなければ、 将来交換する必要があったときにも 最小限の費用ですみます。
外観デザインについても同じことがいえます。
長く変わらないデザインを採用していれば、 街並みから浮くこともなく、 築年数を意識せずにいられるでしょう。
◆補修や交換が可能なものを使用する
築年数を経ると、 家のいろいろなところで補修したり、 交換したりしなければならない箇所が でてきます。
建物の構造躯体に比べて、 設備機器や部材は消耗が早く、 寿命が短いのでしかたのないことです。
補修や交換することが前提であれば、 補修・交換の回数が少なく、 簡単に補修や交換できるものを選ぶことが大切です。
例えば、 建物の構造そのものがしっかりしていれば、 窓やドアの立て付けは戸車を交換したり、 蝶番の部分調整をすることで、 問題なく長期間使用することができるでしょう。
また、給水・給湯管も、 さや管ヘッダー工法を採用しておけば、 壁や天井を壊すことなく、 さや管の中に配されている給水・給湯管を 交換することができます。
独特の形状をしたものや、 特殊な部材だと、 補修や交換が必要になったときに 「その製品の補修は難しいので、 全体を交換して」とか、 「製品が廃盤になっていた」 という話をよく聞きます。
そうなると、費用が高額になったり、 工事期間が長くなったりと、 負担が大きくなります。
古くなっても補修したり、 容易に交換できる汎用性の高いものを 選ぶようにしたほうが、 築年数を経たときにメンテナンス費用を 抑えることができるのです。
◆だれもが扱える素材や部材を採用する
住宅メーカーの中には、 特別な素材や部材を使用していることがあります。
その場合、アフターメンテナンスは 施工を請け負った会社でないと、 メンテナンスができないこともあります。
しかし、だれもが知っていて 広く出回っている素材や部材については、 適切なメンテナンス方法も普及しています。
そして、多くの会社が手がけられる方法なら、 補修部材や交換部品もたくさん販売されているので、 多くの情報の中から一番安いものを 選ぶことができます。
また、工事が必要な場合でも、 相見積もりをとるなどして、 提示された費用が妥当な金額なのかどうか、 判断することで、 工事費用を最小限にすることができるでしょう。
家を選ぶときには、 検討している住宅商品や建材について、 いろいろ質問してみましょう。
そして、 施工会社が築年数を経たときの メンテナンスをどのように考えているか、 アフターメンテナンスを どのように行うのか確認しましょう。
更に可能であれば、 築年数を経た施工例を見学させてもらって、 自分の目で確認するのと同時に、 お施主様にアフターメンテナンスの状況を 聞いてみるとよいでしょう。
それでは、また!