自然素材でつくるコンパクトハウス 茨城県水戸エリア ウッドボックス茨城中央店
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2017/12/22 ◆生命保険の保障はライフイベントで変化する 結婚、出産、住宅購入など、人生の節目となる 出来事をライフイベントといいます。 そして、そのようなタイミングで 保険を見直したほうがよいという話を 聞いたことはないでしょうか? 保険を販売している人の 営業トークのように聞こえるかもしれませんが、 結果的に保険に加入したり 契約を変更するかどうかは別として、 既存の保障内容で問題ないかどうかを 確認するには良いタイミングといえます。 なぜなら、 生命保険の保険金額の基準となる必要保障額が、 ライフイベントを機に大きく変化することが 多いからです。 もう少し詳しくご説明します。 まず必要保障額ですが、簡単に言うと、 死亡した際に残された家族の生活を守るために 必要なお金(金額)のことです。 その金額は、死亡後の支出予定額から 収入予定額と貯蓄額を差し引いた金額になります。 なお、支出予定額には、葬儀費用の他、 食費や光熱費、住居費、通信費などを始めとした 生活費全般、子どもの教育費などがあり、 収入予定額には、遺族年金や死亡退職金・弔慰金、 残された家族の収入などがあります。 そのため、必要保障額は 多くの家族を扶養している人ほど大きくなりやすく、 同じ人でも独身時代と結婚して子どもができてからでは、 通常、子どもができてからの方が大きくなります。 このように必要保障額は、 人生のなかで変化していくものなので、 生命保険の保険金額もそれにあわせて 変化させた方が合理的なのです。 ◆出産で保険の見直し・加入が必要な理由 最も必要保障額が大きく変化するライフイベントが 出産です。 子どもが生まれると、 その子が成長して独立するまでの養育費や教育費が、 必要保障額として 一気に上乗せされることになるからです。 同じ家族が増える場合でも、結婚であれば、 例え世帯主が死亡したとしても、 通常は残された配偶者は働いて 自分の生活費を得ることが可能です。 しかし、子どもが生まれると、 特に子どもが小さいうちは、 配偶者は育児をしながら働かなければならず、 十分な収入を得ることが難しくなります。 そこで、そのような状況でも 配偶者や子どもが不自由なく暮らせて、 十分な教育を受けられるようにするためには、 多くのお金を残す必要があります。 したがって、子どもが生まれたタイミングでは、 生命保険の保険金額もそれまでよりも 大きくしておかなければならないのです。 出産というライフイベントで 生命保険を見直さなければならないのはそのためです。 ◆住宅購入で保険の見直しが必要な理由 住宅購入では必要保障額が減少するケースがあり、 その場合は生命保険料を節約できるので 見直しを考えましょう。 なぜ節約できるのかというと、 一般的には住宅の購入には 住宅ローンを利用するからです。 住宅ローンと生命保険の保障額の関係については、 少し複雑な話になりますが、(前回もお伝えしたので) 以下におおまかな流れをまとめて、 できるだけシンプルにお伝えします。 (1)住宅購入前の生命保険 住宅購入前に加入した生命保険では、 残される家族の今後の生活費の中に 家賃を含めて必要保障額を計算し、 保険金額を設定しています。 (2)住宅ローンで住宅を購入 住宅ローンを組む際には、 通常、団体信用生命保険(以下、団信)に加入します。 団信はローンを借り入れた人がもし死亡した場合に、 残りのローンの返済をしてくれる保険です。 (3)住宅購入後 万一の場合には、 団信から残りの住宅ローンが返済されます。 そして、持ち家なので残された家族は 家賃を支払う必要がないのです。 以上のように、住宅購入前に、 万一の場合の遺族の家賃支払い分も考慮して 加入していた生命保険であれば、 住宅購入後は家賃分の保障が不要になります。 この住宅購入時の保険見直しやその効果については、 前回のメルマガにて詳しくお伝えしておりますので、 御確認下さい。 ◆ライフイベント発生時の生命保険見直しのススメ 今回は、出産と住宅購入を中心に 生命保険の見直しが必要な理由をご紹介しましたが、、 それ以外にも、子どもの独立や親との同居など、 生命保険を見直すべきライフイベントは数多くあります。 そのたびに保険を見直すのは面倒だと 思われるかもしれません。 しかし、保険の見直しは、 必ずしも保険に入り直さなければ ならない訳ではありません。 既存の保険をベースに足りない部分を追加したり、 余った部分のみを減額や解約したりすることで、 微調整だけですむ場合も多いのです。 加入時に信頼できるライフプランナーや ファイナンシャルプランナーを見つけ、 継続的にサポートしてもらうようにすれば、 少ない手間で見直しをしていくことも可能です。 できるだけ、結婚、出産などの早いタイミングで 適切な保険に加入し、 こまめに見直しを心がけることが大切です。 それでは。 関連記事 - この記事を読んだ方はこちらも読まれています! 「維持費が安くメンテナンスが簡単な家」 「床材の種類と特徴」 「天井材の種類と特徴&選び方のポイント」 「平屋の魅力と注意点」 「屋根材の種類と特徴」 「狭い部屋を広く見せる工夫」 「子育て世代のための設備と建材」 「2階リビングのメリットとデメリット!」 ≪前の記事 次の記事≫
◆生命保険の保障はライフイベントで変化する
結婚、出産、住宅購入など、人生の節目となる
出来事をライフイベントといいます。
そして、そのようなタイミングで
保険を見直したほうがよいという話を
聞いたことはないでしょうか?
保険を販売している人の
営業トークのように聞こえるかもしれませんが、
結果的に保険に加入したり
契約を変更するかどうかは別として、
既存の保障内容で問題ないかどうかを
確認するには良いタイミングといえます。
なぜなら、
生命保険の保険金額の基準となる必要保障額が、
ライフイベントを機に大きく変化することが
多いからです。
もう少し詳しくご説明します。
まず必要保障額ですが、簡単に言うと、
死亡した際に残された家族の生活を守るために
必要なお金(金額)のことです。
その金額は、死亡後の支出予定額から
収入予定額と貯蓄額を差し引いた金額になります。
なお、支出予定額には、葬儀費用の他、
食費や光熱費、住居費、通信費などを始めとした
生活費全般、子どもの教育費などがあり、
収入予定額には、遺族年金や死亡退職金・弔慰金、
残された家族の収入などがあります。
そのため、必要保障額は
多くの家族を扶養している人ほど大きくなりやすく、
同じ人でも独身時代と結婚して子どもができてからでは、
通常、子どもができてからの方が大きくなります。
このように必要保障額は、
人生のなかで変化していくものなので、
生命保険の保険金額もそれにあわせて
変化させた方が合理的なのです。
◆出産で保険の見直し・加入が必要な理由
最も必要保障額が大きく変化するライフイベントが
出産です。
子どもが生まれると、
その子が成長して独立するまでの養育費や教育費が、
必要保障額として
一気に上乗せされることになるからです。
同じ家族が増える場合でも、結婚であれば、
例え世帯主が死亡したとしても、
通常は残された配偶者は働いて
自分の生活費を得ることが可能です。
しかし、子どもが生まれると、
特に子どもが小さいうちは、
配偶者は育児をしながら働かなければならず、
十分な収入を得ることが難しくなります。
そこで、そのような状況でも
配偶者や子どもが不自由なく暮らせて、
十分な教育を受けられるようにするためには、
多くのお金を残す必要があります。
したがって、子どもが生まれたタイミングでは、
生命保険の保険金額もそれまでよりも
大きくしておかなければならないのです。
出産というライフイベントで
生命保険を見直さなければならないのはそのためです。
◆住宅購入で保険の見直しが必要な理由
住宅購入では必要保障額が減少するケースがあり、
その場合は生命保険料を節約できるので
見直しを考えましょう。
なぜ節約できるのかというと、
一般的には住宅の購入には
住宅ローンを利用するからです。
住宅ローンと生命保険の保障額の関係については、
少し複雑な話になりますが、(前回もお伝えしたので)
以下におおまかな流れをまとめて、
できるだけシンプルにお伝えします。
(1)住宅購入前の生命保険
住宅購入前に加入した生命保険では、
残される家族の今後の生活費の中に
家賃を含めて必要保障額を計算し、
保険金額を設定しています。
(2)住宅ローンで住宅を購入
住宅ローンを組む際には、
通常、団体信用生命保険(以下、団信)に加入します。
団信はローンを借り入れた人がもし死亡した場合に、
残りのローンの返済をしてくれる保険です。
(3)住宅購入後
万一の場合には、
団信から残りの住宅ローンが返済されます。
そして、持ち家なので残された家族は
家賃を支払う必要がないのです。
以上のように、住宅購入前に、
万一の場合の遺族の家賃支払い分も考慮して
加入していた生命保険であれば、
住宅購入後は家賃分の保障が不要になります。
この住宅購入時の保険見直しやその効果については、
前回のメルマガにて詳しくお伝えしておりますので、
御確認下さい。
◆ライフイベント発生時の生命保険見直しのススメ
今回は、出産と住宅購入を中心に
生命保険の見直しが必要な理由をご紹介しましたが、、
それ以外にも、子どもの独立や親との同居など、
生命保険を見直すべきライフイベントは数多くあります。
そのたびに保険を見直すのは面倒だと
思われるかもしれません。
しかし、保険の見直しは、
必ずしも保険に入り直さなければ
ならない訳ではありません。
既存の保険をベースに足りない部分を追加したり、
余った部分のみを減額や解約したりすることで、
微調整だけですむ場合も多いのです。
加入時に信頼できるライフプランナーや
ファイナンシャルプランナーを見つけ、
継続的にサポートしてもらうようにすれば、
少ない手間で見直しをしていくことも可能です。
できるだけ、結婚、出産などの早いタイミングで
適切な保険に加入し、
こまめに見直しを心がけることが大切です。
それでは。